DODのタケノコテントミニはグランピングにぴったり!
DODのタケノコテントミニについて紹介しています。タケノコテント・キノコテントとタケノコテントミニとの違いを紹介しつつ、タケノコテントミニがグランピングにぴったりな理由についてもまとめています。また、その特徴についても紹介。
目次
DODのタケノコテントミニはグランピングにぴったり!
ワンランク上のキャンピング、グランピングをするためにこだわりたいのがテントです。テントは寝室であり居住スペースでもあるため、グランピングにおいては、特にいつもの部屋と変わりがないほど安定した空間にしなければなりません。なので、グランピングにおいて、できる限り良いものを選びたいという方も多いでしょう。
そんな方におすすめしたいのが、「DOD」社の販売しているタケノコテントミニです。ここでは、DODのタケノコテントミニについて紹介していきましょう。
そもそもDODとは?
タケノコテントミニについて詳しく説明する前に、DODについて紹介します。DODは「アウトドアを楽しむ」ということを念頭においたキャンプ用品メーカーで、ユニークな名称のキャンプ用品を多数販売しています。DODの掲げる理念は、「アウトドアをワクワクする外遊びにする」ということです。
アウトドアというと、どうしても揃える道具が多すぎて難しく聞こえるかもしれませんが、DODはその難しく感じる点を取り除き、アウトドアというものをもっと気軽に、楽しめることにすることを考えています。タケノコテントミニもそのひとつです。
また、他にも「タケノコテント」「キノコテント」なども販売されています。以下では、タケノコテントとキノコテント、それぞれについて紹介していきましょう。
ワンルームを楽しめるタケノコテント
タケノコテントは、「ワンルーム」を楽しむことのできるテントです。「ワンルーム」とは、その場所で眠り、その場所で食事をすることのできるスタイルのことをいいます。このスタイルは日本人にとって最もなじみ深いスタイルです。ただ、キャンプではタープをリビング、テントを寝室として扱う形が一般的です。
タケノコテントはその点、日本人になじみのある、裸足のまま、ひとつの部屋で生活が完結する環境を「ワンルーム」として提供しています。そのため、通常のテントと比べるとワンルームで環境が完結し、快適に過ごすことができる点が特徴的です。
また、タケノコテントの見逃せない点は、アウトドアで楽しむことを念頭においたサイズ感です。タケノコテントは、一般的なキャンピングカーとテントを一緒においても、8m平面の場所に余裕を持ってキャンプを行うことのできるサイズとなっています。
8m四方といえば、キャンプなどのアウトドアスペースにおける、最も小さいサイトです。つまり、他人の場所に侵入してしまったり、テントやタープの大きさのせいで2スペース分を借りなければならなくなったりすることがないのです。
寝室用テントとして有用なキノコテント
キノコテントは、タケノコテントとは逆に従来型のキャンプ用に開発されたテントです。従来のキャンプにおけるテントの役割と同様に、寝室として使うことのできるテントとなっています。キノコテントの何よりの特徴はなんといっても、ワンタッチで設営ができるという点です。
大変取り扱いがしやすく、1人でも設営が簡単なので、ソロキャンプや少人数でのキャンプにおいても大活躍します。ただ、小さいとはいっても大人2人に加えて子どもが2人入る程度であれば十分なほどスペースが確保されているため、利便性の面でも問題ありません。総合的に見て、取り扱いやすさと快適性の両方が追求されているテントだとえいるでしょう。
タケノコテントミニ・タケノコテント・キノコテントを徹底比較
DODの代表的なキャンプ用品として、タケノコテントとキノコテントを紹介しました。では、この二者とタケノコテントミニは、どのような点が異なっているのでしょうか。以下では、タケノコテントミニとタケノコテント、それにキノコテントとの違いを、サイズ、素材、窓、フロア、価格の5つの視点から比較していきましょう。
サイズ
- タケノコテントミニ: 145cm×350cm×220cm
- タケノコテント: 185cm×450cm×280cm
- キノコテント: 328cm×328cm×148cm
タケノコテントとタケノコテントミニは、中心部にポールが立つ仕様になっているため、通常のテントに比べるとかなり高めです。どちらのテントも、一般的な成人男性が立ち上がって窮屈にならない程度の大きさとなっています。一方のキノコテントは高さはそれほどではなく、大人が立ち上がると窮屈になる程度です。
広さはタケノコテントが8人、タケノコテントミニが5人、キノコテントが子ども含む4人がゆっくり眠れる程度となっています。この大きさの違いは、タケノコテントシリーズはワンルームの居住空間として設計されており、キノコテントは寝る場所として設計されていることからできた違いでしょう。
素材
- タケノコテントミニ: ポリエステル(壁)+ポリコットン(屋根)
- タケノコテント: ポリエステル(壁)+ポリコットン(屋根)
- キノコテント: ポリエステル
基本的な素材は、いずれのテントもポリエステルを利用しています。ポリエステルという素材はテントの素材としては非常にポピュラーな素材で、扱いやすく洗いやすい、それでいて強度もそれなりに高いという特徴を持っています。一方の、タケノコテントミニは屋根部分に「ポリコットン」という素材を使っているのが特徴的です。
この素材はポリエステルよりも通気性がよく、より快適な空間を提供してくれます。この違いもまた、タケノコテントシリーズが、1日の長い時間を過ごすワンルームとして作られたことによることでしょうただ、ポリコットンという素材が完璧な素材かというとい、そうではありません。
ポリコットンはポリエステルに比べると水分を吸収しやすく、乾燥が難しいというデメリットがあるのです。そのため、屋根部分は通常のテントよりもしっかりと乾燥させる必要があります。
窓
- タケノコテントミニ: 7か所
- タケノコテント: 7か所
- キノコテント: 10か所
タケノコテントとタケノコテントミニの2つには、壁部分すべてに窓が設けられています。この窓部分は非常に広く、前回にすればタープのような形で運用することが可能なほどです。もちろん、窓の部分をメッシュにすることができるので、虫の多い場所でも安定した通気性を誇ります。
一方のキノコテントには、テント下部に5か所、天井部分に5か所の計10か所の窓があります。もちろん窓部分はメッシュに切り替えられるので、こちらの通気性はばっちりです。どの商品も、DODの信念である扱いやすさ、楽しみやすさを前提にし、快適性を追求して窓が設けられています。
フロア
- タケノコテントミニ: 取り外し可
- タケノコテント: 取り外し可
- キノコテント: 取り外し不可
タケノコテントミニとタケノコテントは、いずれもフロアシートを取り外すことが可能です。これは、タケノコテントミニとタケノコテントがリビングとして使えるように設計されているからで、汎用性を高めるために取り外せるようになっています。
一方のキノコテントは、フロアシートを取り外すことはできません。これはキノコテントが、テントにとって基本である寝室として利用するタイプの種類だからです。
価格
- タケノコテントミニ: 65493円(参考価格)
- タケノコテント: 68900円(参考価格)
- キノコテント: 38800円(参考価格)
価格的には、大きければ大きいほど価格が高いと考えていいでしょう。もちろん一番安いのは、汎用性がそれほど高くないキノコテントです。一方、タケノコテントとタケノコテントミニには、それほど大きな違いはありません。ただ、テントは大きければ大きいほどいいというわけではないので、その点には注意しましょう。
タケノコテントミニ・タケノコテント・キノコテントの比較表
タケノコテントミニ | タケノコテント | キノコテント | |
サイズ | 145cm×350cm×220cm | 185cm×450cm×280cm | 328cm×328cm×148cm |
素材 | ポリエステル+ポリコットン | ポリエステル+ポリコットン | ポリエステル+ポリコットン |
窓の数 | 7個 | 7個 | 10個 |
設営方法 | 通常通り | 通常通り | ワンタッチ |
価格 | 65493円(参考価格) | 68900円(参考価格) | キノコテント: 38800円(参考価格) |
キャンプにピッタリなタケノコテントミニの特徴
タケノコテントミニは、アウトドアを便利に、より身近にするというDODの信念のもと生まれました。そのため、アウトドアの一端であるキャンプにおいても便利で手軽に活躍してくれるでしょう。以下では、そんなタケノコテントミニの特徴についてまとめていきます。
グランピングが手軽に楽しめる
グランピングとは、「グラマラスなキャンプ」を略して生まれた英語です。日本においてもこの言葉はある程度浸透しており、質がよく、便利な生活を送ることのできるキャンプを示しています。タケノコテントミニは、テントの中で食事・睡眠・趣味のすべてを楽しむことができるため、便利な1日を過ごすことが可能です。
屋根が高いことからコーディネートの幅も広いため、手軽にグランピングを楽しむことができます。
ソロからファミリーまで使いやすいワンルーム
タケノコテントミニは、「ワンルーム」構成を軸にしています。ワンルームとは、ひとつの部屋で食事・睡眠・趣味のすべてを完結させることを端的に示した言葉です。このワンルームスタイルは、畳の上で食事・睡眠・趣味を行う日本人が最も安らぐスタイルといえます。
このスタイルのため、ソロキャンプであっても問題なく扱うことが可能です。また、ある程度の広さが用意されているため、ファミリーキャンプであっても有用に使うことができます。
土間スタイルでシェルターとしても使える
タケノコテントは、ワンルームスタイルとして使うこともできますが、タープなどのようにアウトドアのシェルターとして使うことができます。その際には、フロア部分を取り外すことによって土間スタイルにすることが可能です。物置、居住スペースなど、様々な形で運用できる汎用性もタケノコテントミニの魅力のひとつといえるでしょう。
オールシーズン使いやすい
タケノコテントミニは、前述したようにアウトドア用品としては汎用性の高いテントです。その汎用性には、シーズンを通して使える点も含まれています。夏は窓をあけることによって高い通気性で涼しく過ごすことができ、冬は窓を閉じることで遮熱性を存分に発揮し、暖かい空間で過ごすことが可能です。
通常のテントですと、遮熱性か通気性のどちらかを犠牲にしなければならないため、すべてのシーズンで使うということができません。むしろ、どちらかのシーズンで使おうとすると、どうしても長時間留まるのには向いていないといえるでしょう。しかし、タケノコテントミニはその点を克服しているため、オールシーズン使うことのできる、アウトドア好き必見のアイテムとなっているのです。
靴置きスペースも確保できる特殊ドア構造
タケノコテントには、特殊構造を採用しているのも特徴的です。ドアの開け閉めが楽になる特殊構造を採用しているので、使いやすくなっています。加えて、ドアの形的にも靴を置きやすいのがメリットのひとつといえるでしょう。このおかげで、空間を広く使うことができます。
アウトドアで楽しんだあと、靴が汚れて寝床スペースに触れるのが嫌だという人も、タケノコテントミニであれば問題なくスペースを有効活用することが可能です。DODの設計思想通り、ワンルームの部屋のように使うことができます。
タケノコテントミニの設営方法を動画で確認
タケノコテントミニの設営方法は、一般的なテントやタープとほぼ一緒です。むしろ、多少手順が簡略化されています。まずテント記事を地面に広げたら、それぞれのループにペグを差していきましょう。その後は再度ポールを組み立てて差し込んでください。
次に、テントの頂点から外側の2歩程度行ったところにペグを差し込み、そこからロープを引っ張ってサイドポールを固定しましょう。あとはメインポールを組み立て、天井へ差し込んだあと、周囲を調節して完成です。
タケノコテントミニの注意点
前述したように、タケノコテントは非常に汎用性の高いものです。極端な環境を除けばどんなシーズンでも使うことができ、さらには使う人数も幅広いと、大変汎用性の高いテントといえます。しかし、そんな万能感のあるテントであっても、いくつか弱点といえる部分があるのは否めません。以下では、タケノコテントを使う際の注意点についてまとめていきます。
雨に弱い
タケノコテントミニは、屋根部分にポリコットンという素材を使っているのは先述した通りです。ポリコットン素材は様々な点で優れた素材ですが、唯一、乾燥が大変だというデメリットがあります。もちろん、通常の布素材と比べれば乾かすのは難しくないのですが、一般的なテントに用いられるポリエステルと比較すると乾燥させるのに時間がかかってしまうのです。
そのため、乾燥を適当にしてしまうとカビが繁殖したりして、せっかくの生地が台無しになってしまいます。そのため、雨が降っている時に使う場合は、必ず乾燥に気を配りましょう。
風の影響を受けやすい
タケノコテントは、その構造上、風の影響を受けやすいという注意点があります。というのも、タケノコテントミニは中央部分にポールを立てる形で設営するため、真横から吹き付ける風に対して、かなりテントが揺れてしまうのです。
もちろん、アウトドア特有の山風などですぐにテントが倒壊するということはありませんが、通常のテントよりも風で揺れやすいという点には注意しておくべきでしょう。特に風が強いという予報がある場合は、ペグをしっかりと打ち込む、いつもよりもロープのテンションを保つなど、対策を怠らないように気を付けましょう。
タケノコテントミニで手軽にグランピングを楽しもう!
タケノコテントミニは、グランピングをするのにぴったりなテントです。グランピングに大切な要素であるスペース、汎用性の高さ、室内の快適性など、すべての要素がしっかりと揃っています。「ミニ」とはいえ、5人が入っても問題の無い広々としたスペースは、最高の瞬間を過ごすのにぴったりです。
グランピングは、多くの人にとって頻繁に行えるものではありません。だからこそ、タケノコテントミニを使い、納得のいく、ゆったりとした時間を過ごしましょう。
この記事のライター
じふどっと