ペグハンマーのおすすめ11選!テントのペグ打ち/抜きに軽量型やコスパの良いものを紹介!
ペグハンマーとは、キャンプのテントやタープの設営時に使用するアイテムで、地面毎に種類のあるペグ同様に様々な種類があります。今回は、材質、軽量、コスパなどのタイプ別にペグハンマーのおすすめ11選を選び方や、必要性についても併せてご紹介します。
目次
ペグハンマーはキャンプのテント設営にあると便利
キャンプではテントやキッチンツールなど、たくさんのアウトドア用品が必要となってきます。テントの設営にあると便利なアイテムが、ペグの打ち/抜きの際に活躍する「ペグハンマー」です。今回は、ペグハンマーのおすすめ11選をご紹介してまいります。ペグハンマーの選び方と必要性なども併せてチェックしていきましょう。
ペグハンマーを選ぶ失敗しないポイント
ペグハンマーといっても、種類は様々です。金属製のものやプラスチック・ゴム製のものもあり、軽量でコスパの良いものもあります。また、抜きやすさや重さなど、ペグハンマーを購入するにあたって考慮したいポイントがいくつかあります。
そんな数あるペグハンマーの中から、自分に合ったペグハンマーを選ぶ時のポイントについてご紹介してまいります。 ペグハンマーを新しく購入したい方、ペグハンマーを買い替えたいという方、ぜひご覧ください。
ペグ打ちのヘッド素材で決める
ペグハンマーを選ぶポイントの一つが、ヘッドの素材です。ヘッド素材には金属製のものと、軽量なプラスチック製やゴム製のものとがあります。金属製・プラスチック製とゴム製、それぞれのペグハンマーのメリットとデメリットをご紹介してまいります。
金属製ペグハンマーのメリットデメリット
テントを設営する際に、簡単かつスピーディに設営したいという方におすすめなのが金属製のペグハンマーです。金属製には主にスチール製と鋼製があり、これらのペグハンマーの最大のメリットは、軽い力でペグを打ち込めるということです。ペグハンマー自身に重みがあるので、スピーディにテントの設営を行うことが出来ます。
また、金属製のペグハンマーのメリットの2つ目は耐久性に優れているという点です。ヘッド素材が頑強な金属で作られていることから、壊れにくく、一度購入するとしばらく使用することが出来ます。
反対に金属製ペグハンマーのデメリットは、頑強であるがためにペグを打ち込む際に衝撃が手に伝わり、手が疲れやすいということです。スチール製のハンマーは使用時の衝撃が直接手に伝わりやすくなっています。しかし、鋼製の場合は衝撃が緩和されるため、手の疲労もそこまで感じることはないでしょう。
プラスチック・ゴム製のメリットデメリット
キャンプでのアウトドア用品を安価で揃えたいという方におすすめなのが、プラスチック製とゴム製のペグハンマーです。これらのハンマーのメリットは、軽量であることとコスパが良いという点になります。キャンプにはあまり行く機会がないけれど、ペグハンマーが必要という方にはおすすめです。
反対にプラスチック製とゴム製のペグハンマーのデメリットは、ペグ打ち込み時に力がいることと耐久性が低いという点です。ペグハンマー自体に重みがないために、使用時にはかなりの力が必要となってきます。また、素材が強いものではないので数回使用するだけでヘッド部分がボロボロになってしまう可能性があります。
ペグ抜きのフックの形で決める
ペグ抜きにも特化したペグハンマーを選ぶことで、撤収時のペグ抜きをスムーズに行うことが出来ます。ペグ抜きにおすすめのペグハンマーが、「くちばしフック型」と「ホール型」両方の機能を兼ね揃えているものです。フック型はヘッドが丸いペグなどに、ホール型はフック式のペグに対応しています。
また、フックの形が「かぎ爪型」と呼ばれるものもあります。かぎ爪型はペグのフック部分がかぎ爪のように湾曲しているものをいい、根元にペグをひっかけて引き抜くことができます。しかし、このかぎ爪式はペグ抜きの際に安定性がないため注意が必要な形状となっています。
使いやすい重さのものにする
ペグハンマー選びのポイントとして重さも大切になります。機能性と持ち運びの観点から考慮すると、ペグハンマーの重さが500~600g程度のものがおすすめです。軽すぎるとペグ打ちの際にかなりの力が必要となってしまいます。購入の際は、自分の持ちやすい重みのペグハンマーを実際に店頭で手に取って選ぶと良いでしょう。
ペグハンマーの人気なメーカー
これまではペグハンマーの選び方のポイントをお伝えしてまいりましたが、次にペグハンマーの人気メーカーについてチェックしていきましょう。各メーカーの特徴などをご紹介してまいりますので、ご覧ください。
キャンプ好きに人気な「コールマン」
キャンプ用品といえば、「コールマン」が思い浮かぶという方も多いのではないでしょうか?コールマンは1900年にアメリカで創業し、1976年から日本にも広がった歴史のあるメーカーです。多種類のキャンプ用品を取り揃えているので、こちらのメーカーでキャンプ用品を買い揃えることも可能です。
長い歴史を持つということから品質も安定していますし、お買い求めやすい値段のためコスパも良いことがコールマンの魅力です。機能性も優れていることから、キャンプ用品のレンタルでも人気のメーカーで、キャンプ初心者の方でも使用しやすい構造となっていることが特徴になります。
ハイスペック製品が多い「スノーピーク」
「スノーピーク」は国内で1958年に山を愛しているクライマーによって創業されたメーカーです。スノーピークの経営理念が”自らもユーザーである”ということから、検証を重ねて洗練されたキャンプ用品を製造しています。そのため、スノーピークの製品は高級品と呼ばれるほど品質には定評があります。
スノーピークはハイスペックで耐久性の高いキャンプ用品を取り揃えているため、価格設定は少し高めとなっています。しかし、その分機能性が優れているので初心者から上級者まで使用しやすく、商品の保証期間を設けていないことから高品質なまま長い間使用することができることが魅力です。
コスパが良い「ロゴス」
「ロゴス」は1928年に大阪で創業されたキャンプメーカーです。実際にキャンプ用品の製造を開始したのは1983年となっています。ロゴスは価格設定がとてもリーズナブルで、ご紹介しているメーカーの中では一番コスパの良いメーカーです。そのため、キャンプの初心者にもロゴスのキャンプ用品は人気があります。
価格設定は低めではありますが品質が低いというわけではなく、収納性や重量の面などからコスト削減しているため、機能性はしっかりとした製品ばかりです。ロゴスはデザイン性があるということも魅力の一つで、そのおしゃれなデザインのキャンプ用品は女性や若いキャンパーなどからも人気を集めています。
ペグハンマーのおすすめ金属製タイプ4選
金属製タイプのペグハンマーは、軽い力で簡単にペグ打ちが可能で耐久性にも優れています。そんな金属製タイプのペグハンマーのおすすめ4選をご紹介してまいります。人気メーカーの金属製タイプをチェックしていきましょう。
スノーピーク「ペグハンマー PRO.C」
スノーピーク「ペグハンマー PRO.C」は、同メーカーが販売している機能性の優れた最強のペグ「ソリッドステーク」を打ち抜くために開発されたペグハンマーでその品質はとても人気があります。ヘッドは鍛造性でできており、打撃部は銅で作られています。銅製のため打ち込み時の衝撃は緩和され、簡単にペグ打ちが可能です。
重量は670g、サイズは直径35×120×290mmとなっています。 価格帯は6800円程です。すっぽ抜け防止のために、ストラップも付いています。ヘッド部分にはペグ抜き用の穴とフックがあり、テントを片付ける際のペグ抜きもスムーズに行うことが出来ます。
ロゴス「パワーペグハンマー」
ロゴスの「パワーペグハンマー」は、硬い地面へのペグ打ちに最適と言われている金属製タイプのペグハンマーです。ヘッドの素材は鋼でできているため重量感はありますが、ペグ打ちのしやすさは優れている商品です。オレンジのカラーが目立つため、テント設営時に地面に置いていても紛失しにくいというデザインが特徴です。
重量は約680g、サイズは約11.5×30.5cm となっています。価格帯は4500円程です。グリップに凹凸があるため握りやすい構造となっており、すっぽ抜け防止のストラップもついています。ペグ抜き用の穴とフックがあるため、ペグ抜きもスムーズに行うことが出来るペグハンマーです。
コールマン「スチールヘッドハンマー」
コールマンの「スチールヘッドハンマー」は、木製のハンドルに一体型のヘッドとシンプルなデザインとなっています。ヘッドの素材はスチール製で、ペグ打ちしやすい高強度の鍛造ハンマーです。スチールヘッドハンマーは、ペグを少しの力で打ち込むことが出来る適度な重量となっています。
サイズは約直径10×30(h)cmとなっています。価格帯は6780円程です。ハンドルのエンドは握りやすい形状となっており、すっぽ抜け防止のストラップも付いています。ヘッド部分にはペグ抜き用の穴とフックがある構造となっており、ペグ抜きのしやすさでも定評がある商品です。
村の鍛冶屋「エリッゼステークアルティメットハンマー」
村の鍛冶屋の「エリッゼステークアルティメットハンマー」は、カラーとヘッドの材質を選ぶことが出来る金属製タイプのペグハンマーになります。カラーはカチオン塗装とクロームメッキ、ヘッドの素材は真鍮かステンレスのいずれかを選ぶことができます。また、木製部分にはネームの印字もすることが出来るおすすめ商品です。
木製の柄は湾曲していて持ちやすい構造となっていて、抜け防止の設計も多数施されています。重量は550gで、サイズは 約303×102×27mmとなっています。価格帯は5780円程になります。絵部分には専用のレザーグリップもあるので自分好みにカスタマイズできるおすすめのペグハンマーです。
ペグハンマーのおすすめ軽量タイプ3選
軽量タイプのペグハンマーは金属製タイプと比較するとペグ打ち込み時に力が必要となりますが、持ち運び時には便利なペグハンマーです。ペグハンマーのおすすめ軽量タイプ3選をご紹介してまいりますので、チェックしていきましょう。
MSR「テントアクセサリー ステイクハンマー」
MSRの「テントアクセサリー ステイクハンマー」 は、シルバーのスタイリッシュなデザインが特徴の軽量タイプのペグハンマーです。ヘッド部分はステンレスで出来ており、後部にはステイクを引き抜くことが出来る形状になっています。また、ボトルオープナーも設計されており、機能性にも優れたペグハンマーです。
重量は312gと軽量で、サイズは28.5cmです。価格帯は4620円程となっています。ヘッド部分が重く平らな構造となっているため、立てて置いておくことも可能です。シルバーカラーのペグハンマーのため、草むらに置いていても紛失しにくいおすすめの商品となっています。
VGEBY「ペグハンマー」
VGEBYの「ペグハンマー」は、赤/青/ゴールドの3カラーから選ぶことができる軽量タイプのハンマーです。ヘッドのハンマー素材は高炭素鋼で作られており、ハンドル部分はアルミ合金でてきています。ハンマーのヘッド部分にはペグ抜き用の穴があり、ハンドルの後部にはフックがあるので、キャンプテントの片付けにも便利です。
重量はハンドル部分がアルミのため380gと軽量で、サイズは30.5×11cm となっています。価格帯は1800円程とお買い求めやすい価格で、コスパの良い商品となっています。ストラップが付いているため、キャンプテント設営時のすっぽ抜け防止にもなる軽量タイプのペグハンマーです。
キャプテンスタッグ「プラック アルミペグ抜きハンマー」
キャプテンスタッグ「プラック アルミペグ抜きハンマー」
キャプテンスタッグの「プラックアルミペグ抜きハンマー」は、ヘッドがブラックでハンドルがブルーのデザインの軽量タイプのペグハンマーです。ヘッド部分の素材は鋳鉄で作られており、ハンドル部分はアルミニウムで作られています。 ヘッド部分にはすっぽ抜け防止のストラップが付いています。
重量は400gと軽量で、サイズは約40×115×全長325mmとなっています。価格帯は3000円程で、機能性を考慮するとコスパの良い商品となっています。 ヘッド部分にはスコップが付いており、ハンドルの後部にはペグ抜き用のフックがあるため、機能性の優れているおすすめの軽量タイプのペグハンマーです。
ペグハンマーのおすすめコスパ重視タイプ4選
金属製タイプと軽量タイプのペグハンマーをご紹介してまいりましたが、次にコスパ重視タイプのペグハンマーおすすめ4選をご紹介してまいります。低価格でキャンプ用品を集めたい、コスパの良いペグハンマーを探しているという方におすすめの商品を見ていきましょう。
コールマン「ペグハンマー」
コールマンの「ペグハンマー」
出典: ec.coleman.co.jp
コールマンの「ペグハンマー」はスチール素材でできているデザイン性のあるコスパ重視タイプのペグハンマーです。ハンドル部分にはゴム製のグリップが付いており、握りやすく太めの設計となっています。
重量は約560gで、サイズは約8×30cmとなっています。価格は2480円程でコスパが良いペグハンマーです。 ヘッド部分にはペグ抜き用の穴がついており、ハンドル部分にはテント設営時に安心のすっぽぬけ防止のストラップが付いています。
YOGOTO「ペグハンマー」
YOGOTOの「ペグハンマー」は、ハンドル部分が木製で出来ている重量感のあるペグハンマーです。ハンマーのヘッド部分はスチール製でつくられており、ハンドル部分は握りやすいように太めの設計となっています。
重量は約750gと重ためとなっており、サイズは約30cmです。重量感がある分硬い地面にも軽い力で打ち込むことができるペグハンマーです。ヘッド部分にはペグ抜き用のフックと穴があるので、ペグ抜きにも使用できます。専用の収納ケースがついているのおすすめの商品となっています。
ベルモント「ピトンヒッター」
ベルモントの「ピトンヒッター」は、コンパクトでシンプルなデザインのペグハンマーです。ヘッド部分はスチール製で、ハンドル部分のグリップはEVAで作られています。重量感もあるため、ペグ打ち込みには充分な商品で、キャンプ用品の荷物をコンパクトに済ませたいという方におすすめです。
重量は約475gで、サイズは 全長180mmで頭部63mm となっています。価格帯は約3000円とコスパの良いペグハンマーです。ペグ抜きの機能はついておらず、打ち込みのみの機能の商品となっています。コンパクトである割には重量があるため、ペグ打ちがしやすいおすすめペグハンマーです。
オガワ「アイアンハンマー 3116」
オガワの「アイアンハンマー 3116」はブラックのカラーで統一されたシックなデザインのコスパの良いペグハンマーです。ヘッド部分の素材はスチールで作られており、ハンドル部分のグリップはゴム製となっています。ヘッド部分にはペグ抜き用のフックと穴があります。
重量は約580gと重ためで、サイズは長さが27cmでヘッド部分がφ3.5×10cmとなっています。価格帯が2500円程でコスパも良いです。老舗アウトドアブランドの商品なので、安心して使用することができるおすすめのペグハンマーとなっています。
ペグハンマーは必要?
金属製タイプ、軽量タイプ、コスパ重視タイプのおすすめペグハンマー11選をご紹介してまいりましたが、実際のところペグハンマーはキャンプで必要なツールであるのか疑問を感じる方もいるのではないでしょうか?キャンプのテント設営時でのペグハンマーの必要性について見ていきましょう。
ペグハンマーがあるとテント設営がものすごく楽
テントを張る時のペグ打ちでは、ペグハンマーがあるとないとでは設営のスピードが格段に違います。ペグハンマーによっては簡単な力で数回打つだけでペグ打ちが出来るものもありますので、テント設営をとても楽に済ませることが出来るのです。また、硬い地面でもパワーのあるペグハンマーですとスムーズにペグを打ち込めます。
ペグハンマーはキャンプテントを張る時だけではなく、片付ける時のペグ抜きもスムーズに行うことが出来るので、キャンプでの時間を有効活用したい方はペグハンマーは必須アイテムになります。
ペグハンマーを代用する場合
近日キャンプに行くのに「ペグハンマーを購入するのを忘れてしまった」「使うはずだったペグハンマーが壊れてしまった」という時に、おすすめのペグハンマーの代用についてご紹介してまいります。どのようなものをペグハンマーの代用にしたら良いのか、チェックしていきましょう。
100均やホームセンターのゴムハンマーを使う
ペグハンマーを持参できない場合、ホームセンターや100均のゴムハンマーを使用することで代用することが出来ます。打ち込みには力が必要にはなりますが代用することは可能です。また、家族に小さい子どもがいる方は、ペグハンマーを利用するよりも柔らかいヘッド素材のゴムハンマーを利用した方が安心な場合もあります。
ペグハンマーを忘れたら大きな石を使う
キャンプ当日にペグハンマーをうっかり家に忘れてきてしまったら、テント設営時のペグ打ちをどうしたら良いか悩む方も多いのではないでしょうか?そんな時には、現地で大きめの石を調達しましょう。ハンマーではないので打ちにくさはありますが、大きな石をペグハンマー代わりに代用することが出来ます。
ペグハンマーを使って簡単にテント設営しよう
今回は、金属製タイプと軽量タイプ、コスパ重視タイプのペグハンマーのおすすめ商品の11選をご紹介してまいりました。また、ペグハンマーの失敗しない選び方のポイントや、ペグハンマーのキャンプでの必要性について、ペグハンマーの代用方できるものについても述べさせていただきました。
ペグハンマーはテント設営を楽にするためにはとても大切なキャンプアイテムです。そして、それぞれのペグハンマーにはそれぞれにメリットがあります。機能性やデザイン性、重量など選ぶポイントを押さえた上で、ペグハンマーのおすすめ11選を自分の好みに合ったペグハンマーを選ぶ参考にしてみてください。
この記事のライター
potazoo