ペグケースのおすすめ9選!キャンプ用ペグ入れをハードとソフトをタイプ別に紹介!
ペグケースはテントを張る際に欠かせないペグを収納するツールです。ペグは本数が必要な上、テントを張る地面に合わせて素材や形状をあわせる必要があるため複数用意する必要があります。そんな時に役立つペグケースのおすすめ9選を紹介します。
目次
ペグはペグケースに入れよう
ペグを収納することは大変重要です。なぜなら、ペグは本数が多く、収納しなければ紛失の可能性が少なからず存在するからです。しかもペグは紛失しても気付きづらく、いざテントを張る段階になって本数が足りないということになりかねません。よって、ペグをまとめて管理することのできるペグケースは重要なのです。
収納するだけであればビニール袋などの適当な袋でも構わないのですが、そうした生地の薄いものですと、ペグの先端で破けてしまったりする可能性があります。そうして袋から飛び出た先端が、車を傷つけたりすることも考えられます。よって、丈夫でしっかりとしたペグケースを使うことが重要なのです。
キャンプの必須アイテム!テント設置場所で選びたいペグの種類
ペグがキャンプの必須用品だということは前述した通りです。ペグがなければ、テントを止めることができなければタープを張ることもできません。それほど重要なペグですが、ペグには様々な種類があるということはあまり顧みられません。そこでここでは、ペグの種類を紹介します。
ピンペグ
ピンペグとは、文字通りピンのような形状をしたペグのことをいいます。刺さりやすく、それでいて安定しやすいのが特徴的です。安価で使いやすいので初心者キャンパーがよく使いますが、固い地面でないと刺さりづらいというデメリットもあります。
ピンペグは使いやすく、扱いやすいペグではありますが、先端がとがっているものがほとんどです。そのため、ソフトタイプのペグケースですと何かの拍子で突き抜けてしまったり、破れてしまったりする可能性があります。ピンペグを使う際は、その点を考慮ておきましょう。
スチールペグ
スチールペグは、その名の通りスチール製のペグです。数あるペグの中でもかなり丈夫で使いやすく、多少の風が吹いていても問題なくテントを張ることができます。また、地面が硬かったり石が混じっている場所でも使えるのが特徴的です。ただし、材質から重めなのが難点となります。
ペグ一本の重さはそうそう変わることはありません。しかしながら、ペグは数十本束になってはじめて効力を発揮するので、それが全て鉄になると、かなり重くなります。キャンピングカーなどで移動する方は問題ないかもしれませんが、徒歩の移動距離が長い方や、バイク移動の方にはひとつのデメリットといえるでしょう。
ネイルペグ
ネイルペグは、あらゆる場所で扱うことのできるペグです。安定感と扱いやすさの両方を両立しており、ベテランキャンパーから初心者キャンパーまで、キャンプをするあらゆる方におすすめできるペグといえます。ただし、価格が多少高い点が難点です。とはいっても、その価格に見合った汎用性があります。
U字ペグ
U字ペグは、柔らかい地面に対して有用性の高い形のペグです。差しやすく、重さも控えめなことが多いのがメリットといえます。ただし、強い風が吹いたりするとぬけることがあります。がっちりと地面に固定することができないという点には注意しましょう。柔らかい地面や、丁寧に環境の整えられたサイト向けのペグです。
Vペグ
文字通り、開くとVの形になっているペグです。2本でテントを支えるため、安定力の高さが魅力となっています。また、地面に突き刺さるかえしがついていないため、抜くときにも苦労しません。ただし、安定感の悪い場所には向いていないというデメリットがあります。
プラペグ
プラペグは、プラスチックで作られたペグです。形状は様々ですが、総じて軽く、持ち運びやすいのが特徴的です。プラスチックという材質のせいで、固い地面では使いづらい点がデメリットとなります。ただ、安いものが多いので初心者キャンパーには好まれやすいようです。
とはいえ、安いからといって質が悪いということではありません。プラペグは使いやすく、テントの付属品としてもよく使われていることからもそれをうかがうことができるでしょう。ただし、プラペグの性質上溝が多いので、土汚れがつきやすいという点には注意が必要です。洗うのに手間がかかるので、それを嫌う人もいます。
ペグの収納はニーズにあわせて選ぼう
ペグの形に種類がある以上、それを収納するペグケースにも色々な種類があります。ただ、どれがベストだとはいえません。なぜなら、人によってニーズは異なるからです。重要なのは、自分の中でどのようなペグケースが欲しいのかということを考慮して購入するものを選びましょう。
ペグケースには大きくわけると、「ソフト」と「ハード」の2種類があります。ソフト系のペグケースは厚手で収納が簡単なもので、バッグのように使うことが可能です。また、値段の方も安めであるというメリットがあります。ハードタイプのものは形のある硬いもので、本数の管理がしやすのがメリットです。
いずれのペグケースもメリット、デメリットが存在しています。重要なのは、前述したように自分の中のニーズを見つけ、それに従って選ぶことです。以下では、ソフトタイプのペグケース、ハードタイプのペグケースについて、それぞれメリットデメリットを紹介していきます。
ソフトタイプのペグケース【メリットデメリット】
ソフトタイプのペグケースには、「使いやすく、収納しやすい」というメリットがあります。というのも、ソフトタイプのペグケースは通常のバッグのように使うことができるからです。使い終わったペグを適当に収納するだけで整理ができるので、扱いが楽なのが特徴的といえます。
また、ソフトケースのメリットとして挙げられるのが、値段の安さです。材質が厚手の布、もしくは化学繊維等で作られているので、持ち運びやすい点、それなりに丈夫な点が大きなメリットといえるでしょう。ただし、無造作に入れることからペグをなくしやすいデメリットがあります。
上述したデメリットに加えて、ソフトタイプのペグケースは掃除が多少面倒であるとデメリットがあります。というのも、ソフトタイプのペグケースはケースの隙間付近に土などが溜まりやすいからです。ただ、それを鑑みてもソフトタイプのペグケースは使いやすく、見た目もおしゃれなので、多くの人に愛されています。
ハードタイプのペグケース【メリットデメリット】
ハードタイプのペグケースの多くは、ボックスタイプのペグケースです。ハードタイプのものはいわばツールボックス型のようなもので、工具を持ち運ぶような感覚でペグを持ち運ぶことができます。そのお手軽感はもちろんのこと、見た目もスタイリッシュで格好いいのがメリットです。
ソフトタイプのものと比べると、より頑丈で壊れづらいというのもメリットです。多少無理をしてペグを押し込んでも、壊れて収納したペグが飛び出たということがありませんし、落としても壊れるということはまずありません。ただし、ハードタイプゆえに持ち運ぶ際にガチャガチャ音がなるという点には注意しましょう。
加えて、ハードタイプのペグケースは一度傷つくと修理が難しいというデメリットがあります。しかし、先端の尖ったペグを収納する以上、内装には徐々に傷がついてしまっていることが多々あるのです。外装部分も、落下や衝撃などでへこんでしまうことがあります。しかし、そうした傷を格好良さと感じるのなら、ハードケースには大きなメリットがあるのです。
ソフトタイプペグケースのおすすめ5選
ソフトタイプのペグケースは、その材質や重さによっておすすめのものがあります。それぞれ独自のメリットと有用性があるので、選ぶ際に悩んでしまう方も多いでしょう。そこでここでは、ソフトタイプのペグケースのおすすめ商品をそれぞれ紹介します。
テンクマデザインツールケース
テンクマデザインツールケースは、ペグだけを入れるものではなく、キャンプツールを一式まとめて管理することのできるソフトタイプのケースです。「パラフィン加工」によって汚れや湿気に強く、高い汎用性を発揮するケースになっています。
丈夫なだけではなく、軽くて持ち運びやすいので、キャンプ初心者の方から上級者の方まで広くおすすめできるペグケースです。ペグ入れとしてはもちろん、トングやハンマーといった、キャンプの必需品入れとしても使うことができる点も見逃せません。
FIEL DOOR マルチツールボックス
こちらの商品も、ペグ入れ限定ではなく様々なキャンプ用品を入れることのできるマルチツールボックスです。こちらのアイテムの利点は、なんといってもその運びやすさでしょう。小型のクーラーボックスのようにベルトがついているため、大変持ち運びが楽です。ペグと一緒に色々なツールを入れることができる点も見逃せません。
LOGOS ペグハンマーキャリーバック
LOGOSの作ったソフトタイプのペグケースは、ペグハンマーとペグを同時に入れることのできる優良なアイテムです。ペグハンマーとペグを同時に入れてもなお余裕のある大容量と、持ち運びやすいベルトが特徴的。素材もポリエステルで丈夫さと耐用性の両方を両立しているなど、大変使いやすいペグケースといえるでしょう。
その上、大きさも持ち運びやすく使いやすいものとなっており、多少狭いサイトであっても安心して持っていくことができます。形も収まりがよく、どこに持っていっても問題がありません。ソフトタイプなので置く場所にも困らない点も見逃せません。
YOGOTO ペグ専用バッグ
YOGOTOのペグケースは、非常にコンパクトなペグ入れです。前にご紹介した商品とは異なり、あらゆるキャンプツールを入れる用の商品ではありません。その分汎用性という面では一歩譲る場所がありますが、ペグを入れる分には十分すぎるほどの有用性を秘めています。
注目したいのは、何よりも一括で収納することのできる汎用性です。大変コンパクトにペグをまとめておけるので、バラバラになってしまいやすいペグを管理するのに優れています。値段の方も他のペグケースと比べれば安く、手に取りやすい価格です。総じて、キャンプをする方全員におすすめできる商品となっています。
Tumecos アウトドアキャンプペグケース
おしゃれなバッグのような見た目のツール入れです。キャンプに関わる、あらゆる商品を入れることのできる汎用性を秘めています。ペグ入れとしては勿論有用性が高く、テントを張るためのツールからキャンプで必要になるちょっとしたツールまで、あらゆるものを入れることができます。
特筆すべきなのはペグ入れとしても、ツール入れとしても活用することのできる大容量でしょう。ソロキャンプ程度の規模であれば、キャンプ一式をすべてこのバッグに入れることも可能です。また、アクセサリーをつけることができるので、自分なりにペグケースをカスタマイズすることもできます。
ハードタイプペグケースのおすすめ4選
ハードタイプのペグケースは、ソフトタイプのものに比べると「専用機材感」が強く現れます。飾りのない無骨なものや、無駄をそぎ落とした合理性を追及したものに惹かれる方に強くおすすめしたいペグケースです。そのため、余計な飾りなどがなく、スタイリッシュなデザインが多いのもスチールタイプペグケースの特徴といえます。
チャムス マルチケース
チャムスより発売されている、ハードタイプのマルチケースです。ペグケースとしてだけではなく、色々なツールに使うことができます。ハードタイプのデメリットとして挙げられる傷つきやすさが、表面を覆うカバーによって克服されているのも特徴的です。
さらにデザインもおしゃれで、インテリアとしても活用することができます。また、ペグケースだけに限らず多様なものを入れることができるので、その汎用性は言うにや及びません。キャンプシーンだけに限らず、多くの場所で活用できる商品といえるでしょう。
アイリスオーヤマ 工具ケース
ペグケースではなく、基本的には工具用ケースとして使う商品です。ただ、一般的な工具箱とは異なってスペース分けされていないため、広くスペースを確保することができます。そのため、ペグのほかにも様々なツールを入れることが可能です。もちろん工具箱としても活用できます。
さらに見逃せない点として、その頑強さが挙げられます。ハードケースは基本的に硬質な傾向にあるのですが、このペグケースは工具箱として使うことが多いためか、さらに重ねて強固です。バイクに乗ってペグを運ぶ人など、落下してしまう可能性が高い場合はぜひおすすめしたいペグケースです。
TOYO スチール製工具箱
こちらの商品は、無骨なデザインが特徴的なペグケースです。こちらの商品も、本来は工具箱として扱うことのできる商品となっています。非常に頑丈なのが特徴です。多少の落下や衝撃ではなかなか壊れません。また、収納できるペグも多めです。
さらにこの商品のおすすめポイントとして挙げられるのが、かなり安いという点です。メリット・デメリットで述べたように、ハードタイプのものはソフトカバータイプのものと比べるとどうしても高くなりがちとなっています。しかし、この商品は値段がそれほど高くないため、手軽にハードタイプのものが欲しい方におすすめです。
Hard Ground Pro
こちらのペグケースは、質の高いペグにハードカバータイプのペグケースが付属している商品です。このペグはダイヤモンドが使われているため非常に質がよく、刺さりやすい上に固定力が高いと、悪い場所のないものといっても過言ではありません。そのため、ペグケースが本体というよりかはペグが本体となっています。
かといってペグケースが脆くて使いづらいというわけではありません。ペグケースのほうも、ハードケースとしては非常に汎用性の高いものとなっています。サイズ感のほうも広く浅いため、色々なものが収納しやすいといえるでしょう。
ペグケースはあったら便利な必須アイテム
ペグケースは、キャンプをする上で絶対に必要な必需品といっても過言ではありません。というのも、ペグはちらかりやすい上になくなってしまうと困るからです。ペグケースでひとまとめにすることによって、紛失対策になります。また、ペグは形状の問題で尖っていることが多いので、ペグケースは安全面でも配慮が可能です。
キャンプをするためには多数のツールが必要です。多様なツールはどれもがそれぞれ重要性を秘めており、ペグケースに関してもそれは変わりません。重要なのは、その内で自分がどのような点を重視しているのか、という点です。自分の中で必要としているものを考えましょう。
この記事のライター
じふどっと