ソロ向け焚き火台のおすすめ15選!コンパクトで軽量な小型グリルを厳選!
キャンプの焚き火台にもソロキャンプ向けのコンパクト且つ軽量なものがあります。キャンプブーム、ソロキャンプも流行の兆しのある昨今、より気軽に、便利にキャンプができるツールの中でも、今回はソロキャンプ向けの持ち運びやすい焚き火台をピックアップして紹介します。
目次
ソロキャンプには焚き火台も小型がおすすめ
ソロキャンプに出かける時、荷物を運ぶのは自分ひとりですので、荷物は軽量でコンパクトにしたいですよね。アイテム購入時も小型なものが店頭でもおすすめ商品とされています。焚き火台もその1つで、ソロキャンプ用の焚き火台も、軽量コンパクトで小型な商品が開発されています。
しかし小型で軽量コンパクトな焚き火台でも、機能性が伴っていなければ意味がありません。焚き火台を使って、グリル料理や、手作りパンを作りたいという方もいらっしゃると思います。焚き火台に多機能性を求める人達にも満足していただける、小型で軽量コンパクトな焚き火台のご紹介をさせていただきます。
ソロキャンプにぴったりな焚き火台を選ぶコツ
キャンプ初心者でも焚き火台を購入する際に、選び間違いのないように、ソロキャンプ向けの焚き火台を購入する場合、大きく分けて3つの事に注意しましょう。焚き火台の重量、焚き火台で調理可能かどうか、焚き火台の付属品や別売りで購入できるもの。この3点を中心に焚き火台選びをするようにしてください。
サイズと重さはコンパクトなものが良い
ソロキャンプに出かける際、焚き火台はできるだけ軽量コンパクトな物を選びましょう。一人で持っていく荷物には限りがありますので、焚き火台は軽量コンパクトで、可能であれば小型に収納できる物を選ぶと荷物がかさばりません。ソロキャンパー上級者は、荷物を減らし、小型にするかということに重点を置いています。
調理ができるものはより使いやすい
焚き火台は、網を敷いてグリル料理などが出来る方が、使い勝手が良いです。網を敷いてグリル料理が出来るということは炭を入れる間口も広いということで、着火の段取や、バーベキューグリルの最中に薪の出し入れで火力調整したいときも、スムーズに作業できるからであり、焚き火台を選ぶ時のとても重要なポイントです。
付属品や別売りアイテムも合わせて確認が大事
焚き火台の付属品や別売りアイテムにも注目しましょう。焚き火台の収納ケースや焼き網、別売りスタンドがある場合、買わずとも知っておくことが重要です。多くの焚き火台は直火にならないようにスタンド付きのものが殆どですが、別売りスタンドを使って、新しい料理をしたいなどの思いもでてくるようになります。
しかし、キャンプ初心者などは最初から別売りアイテムを多くを購入するのではなく、スタートセットで満足できるようであれば購入の必要はありませんし、購入費用を抑えることも出来ます。ただし、焚き火台でグリル料理をするという目的があるのであれば、焼き網だけは最初に購入しておく必要があります。
ソロ向き焚き火台のおすすめ「1kg未満の超軽量型」7選
それではここからは、ソロキャンプ向けの焚き火台をご紹介していきたいと思います。ここでは重量にこだわって、1kg未満の超小型の焚き火台を厳選して7つご紹介いたします。荷物を軽くしたいソロキャンパーには是非検討していただきたい焚き火台を集めてみましたので、ぜひご参考にしてください。
ファイヤーボックス「ナノストーブ」
ファイヤーボックスの「ナノストーブ」は、幅8cm、高さ12cmの超小型のソロ向け焚き火台です。スタンドが蝶番になっていて、組み立てもとても簡単です。また、スタンドの蝶番は焚き火台上部にまで伸びていて、四つ角の蝶番に小型の鍋を置くことが出来ます。
焚き火台の本体重量は、170gととても軽いので荷物に感じることがなく、収納するとわずか6,3mmになりますので、荷物を軽くしたい人や、荷物の量を減らしたい人たちのソロキャンパーにはとてもおすすめな焚き火台です。付属に専用ケースが付いていて、別売りでアルコールバーナーも販売されています。
SOTO「ミニ焚き火台 ヘキサ」
SOTOの「ミニ焚き火台 ヘキサ」 は、幅15.5cm、奥行き15.5cm、高さ7.9cmの小型の焚き火台です。重量は235gで、6枚の本体の板はバラバラに分解することが出来て、付属の専用ケースにコンパクトに収納が可能です。別売りのアルコールバーナーを同時購入される方もいらっしゃいます。
組み立ては、実際にキャンプ場に行く前に、練習しておいたほうが良いというコメントが、口コミサイトにもありましたので、商品開封後に、説明書を見ながら組み立ての練習をしておきましょう。組み立てが完成すると、本体の一部をつまんで振っても壊れないほどしっかりしているそうですので参考にしてみてください。
ユニフレーム「ネイチャーストーブ」
ユニフレームの「ネイチャーストーブ」は、縦13cm、横13cm、高さ16cmの小型の焚き火台です。収納時には本体の4枚の板をバラバラにすることが出来ますので、付属の収納ケースに入れると、スタンド込みでも1.5cmの薄さに収納することが出来ます。別売りの焼き網や、アルミテーブルを同時購入される方もいます。
ネイチャーストーブは、キャンプ場に落ちている枯れ葉などを燃料に空気の流れの効率を上げる構造になっていますので、着火がとても容易な焚き火台です。また、焚き火台本体の素材はハードステンレス鋼でできているため、耐久性に優れていて、鍋をおいたりグリル料理にも適している焚き火台です。
「ピコグリル398」
ピコグリル398は、38.5cm×26cm×高さ24.5cmの少し大きめの焚き火台です。しかし、付属の収納袋に、同じく付属のスピット2本と本体を収納すると、薄さが1cmにまでコンパクトに収納されます。焚き火台本体の重量は、スタンドやスピットを合わせても、450gですので持ち運びに苦労することはありません。
また、別売りの焼き網を購入することで、グリルバーベキューを楽しむこともできますので、ソロキャンプで贅沢な料理を楽しめることでしょう。焚き火台本体は軽いけど、組み立てると大きくなり十分な火力でグリル料理を楽しみたい方にはとてもおすすめな焚き火台です。
笑’s「B-6君」
笑’sの「B-6君」は、使用時のサイズが21.5cm×12.2cm×高さが16.5cmの中型サイズの焚き火台です。本体重量は約500gですので、持ち運びや移動に困ることは少ないでしょう。本体は収納すると、スタンドを合わせても1.8cmの薄さになるのでとてもコンパクトに収納出来ます。軽量な本体は荷物を圧迫しません。
B-6君本体にはセット内容はありませんので、別売りのグリルプレート及びハードロストル、ステンレスメッシュグリルを購入することで、バーベキューなどを楽しむことが出来ます。ソロキャンプでバーベキューやステーキを楽しみたい方に特におすすめしたい焚き火台です。
キャプテンスタッグ「カマド スマートグリルB6型」
キャプテンスタッグの「カマド スマートグリルB6型」は、使用時幅20cm×奥行12.5cm×高さ18cmの小型な焚き火台です。重量は760gで、付属の収納袋に入れると3.5cmの薄さになりますので、荷物バックの中に入れて持ち運びも可能です。その他の付属品として、灰受け、五徳、焼き網、目皿などがあります。
最初からセット内容が充実している焚き火台ですが、別売りで専用のマルチパネルやグリルプレートも販売していて、バーベキューグリルやステーキなどの料理以外にも、焼きそばや目玉焼きを作れるようになりますので、キャンプ料理に変化をもたせたい方に同時購入されているようです。
DOD「ライダーズファイアクレードル」
DODの「ライダーズファイアクレードル」は、スタンドを三角形に立てて焚き火をする焚き火台で、68cm×55cmのスペースを要する焚き火台です。スタンドは、高さ108cmで、スタンドの頂点からチェーンを吊るし、鍋ややかんを引っ掛けることが出来ます。重量はスタンド込みで715gと、見た目ほど重量は感じません。
スタンドは伸縮する仕様となっていますので、付属のケースに入れると、直径6cm、長さ29cmまでコンパクトになります。別売りのオプションなどは特にありませんので、小型で軽量なコンパクトに収納できるスタンドメインの焚き火台をお探しの方におすすめな焚き火台です。
ソロ向き焚き火台のおすすめ「1kg以上のコンパクト型」3選
続いては、1kg以上の本体重量だけど、小型コンパクトに収納可能な焚き火台をご紹介します。重さに制限なしにするといくらでも商品はありますが、ソロキャンパーの荷物をできるだけ圧迫しないような焚き火台を厳選して3つ選びましたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
ロゴス「ピラミッドグリル・コンパクト」
ロゴスの「ピラミッドグリル・コンパクト」は、使用時は19cm×19cm×15cmのグリル料理も可能な焚き火台で、重量は約1kgです。付属の収納ポーチに入れることで、24cm×18.5cmの厚さが3.5cmにまで薄くなりますので、リュックなどに入れて持ち運ぶのにも、荷物がかさばる心配はありません。
また、付属品の中に焼き網が付いていることも、嬉しいポイントです。本体とスタンドを合わせても組み立てが10秒という点も評価が高く、焚き火台の組み立てに時間を書けたくない人にとてもおすすめな焚き火台です。別売りのミニラウンドストーブやアルミテーブルも同時購入されている方もいらっしゃるようです。
ユニフレーム「薪グリルsolo」
ユニフレームの「薪グリルsolo」は、使用時は20.5cm×18cm×高さ18.5 cmの小型の焚き火台です。重量は1.1kgで、付属のケースに入れると、13.5cm×21cm×厚さ6.5cmになりますので、コンパクトに持ち運びが可能です。また、別売りの専用グリルプレートで網焼きでは作れない焼きそばなどの料理も可能になります。
薪グリルsoloの本体やスタンド部分は、耐久性のあるステンレス鋼を使用しているので、写真のようなかまどを薪グリルsoloに乗せて料理してもスタンド部分や本体が歪む心配はありません。かまどで直火で炊いたご飯を、キャンプ場で食べたい方は、薪グリルsoloがおすすめです。
プリムス「カモト オープンファイアピット S」
プリムスの「カモト オープンファイアピット S」は、使用時は38cm×45cm×高さ33cmの大きさの焚き火台です。重量はスタンドも含め、6.1kgで少し重いですが、別売りのキャリーバックに収納すると38cm×60cm×厚さが約5cm になりますので、運びやすいコンパクトなサイズになります。
また最初からセットで焼き網が付いていますので、追加購入することなくバーベキューやグリルステーキの料理をすることが出来ます。この焚き火台はスタンドや本体が腐食しにくいステンレスと、パウダーコーティングが施されているため、本体が錆びる心配は少ないです。腐食の心配をされる方におすすめな焚き火台です。
ソロ向き焚き火台のおすすめ「焚き火メイン型」5選
続いては焚き火台の機能のメインである、焚き火に特化した焚き火台を厳選して5つご紹介いたします。こちらの5つは網やグリルプレートを使えば料理できなくもない焚き火台ですが、薪を燃やして火のゆらぎを純粋に楽しみたいソロキャンパーにおすすめな焚き火台です。こちらも是非参考にしてください。
キャプテンスタッグ「ステンレスイージーファイアベース」
キャプテンスタッグの「ステンレスイージーファイアベース」は、外径260×高さ75mmの小型の焚き火台です。重量は200gと軽量で、円形の受け皿のデザインが好評です。別売りの焼き網購入で、バーベキューも出来ますが、焚き火メインで使用される方が多く、円形の焚き火台の中でよく比較されている焚き火台です。
ソロストーブ「ソロストーブ」
ソロストーブ社の「ソロストーブ」は、直径約11cm、高さ約14.5cmの焚き火台です。重量は255gで付属の収納袋に入れることで高さが10cmになりますので、軽量コンパクトに持ち運びできる焚き火台です。上部にはやかんを置くことが出来ますので、とても便利です。円形の焚き火台では人気がありおすすめな焚き火台です。
ユニフレーム「ファイアスタンドⅡ」
ユニフレームの「ファイアスタンドⅡ」は、スタンドに特殊耐熱鋼メッシュを取り付けるだけのシンプルな焚き火台です。40cm四方、高さ30cmの使用時に比べ、付属の収納ケースに収納すると、直径6cmの長さ54cmになり、重量も490gで軽量コンパクトに持ち運びしたい方におすすめな焚き火台です。
スノーピーク「焚火台S」
スノーピークの「焚火台S」は、使用時は27cm四方、高さ21cmのコンパクトな焚き火台です。重量も1.8kgと比較的軽量で、持ち運びにも便利です。付属品はありませんが、焼き網購入でグリル料理が可能です。しかし、焚き火観賞用の焚き火台として使用される方が多く、観賞用の焚き火台購入者におすすめな焚き火台です。
モノラル「ワイヤフレームライト」
モノラルの「ワイヤフレームライト」は、スタンドのワイヤフレームに耐熱クロスを引っ掛けて使う焚き火台です。付属の収納ケースに入れると、使用時の65%の大きさにまでコンパクトになり、重量も650gですのでポケットに入れて持ち運ぶ軽量さです。シンプルで軽量な焚き火台をお探しの方におすすめな焚き火台です。
ソロ向き焚き火台の他に必要なアイテム
ソロキャンプに出かける際、焚き火台の他にも必要なものがあります。ソロキャンプではできるだけ荷物を減らしたいですが、火を扱う上でとても重要なものがありますので、リュックの大きさや荷物の量を考慮し、必要なものはご自分で持参するようにしましょう。
火起こしが楽になる「着火剤」や「火」
ソロキャンプで焚き火をするのであれば、ライターなどの着火剤が必要となります。普段タバコを吸う人であれば、使い捨てライターの予備などを、普段から持ち歩いているでしょうが、そうでない人はホームセンターやコンビニで用意しましょう。また、着火剤が濡れる恐れがある場所では、予備の着火剤も用意しましょう。
焚き火の必需品「薪」
焚き火を行う上で、薪は絶対必需品です。場所によってはキャンプ場で販売しているところもありますが、そうでない場合、ホームセンターで購入するか、現地で枯れ木や枯れ葉を集めて燃料にするという方法があります。しかし現地に必ず使える小枝や葉っぱが落ちているわけでは無いので、自分で用意するのが無難です。
薪の種類
薪は色んな大きさの薪を揃えるようにしましょう。大きすぎる薪ばかりですと、着火から火が落ち着くまでとても時間がかかりますので、細い小枝のようなものから順に、だんだん大きな薪に火がつくようにすることで、火を絶やさず薪をくべるだけで安定した火力を維持することが出来ます。
燃えやすい薪を選ぶポイント
薪の種類にも燃えやすいものと燃えにくいものがあります。燃えやすい薪の代表として、スギ、マツ、ヒノキがあります。ホームセンターで購入する際はこういった種類の薪を選ぶようにしてください。また、薪は乾燥しているものは火が着きやすいので、現地で小枝などを拾う際は水気の少ない軽い木を選びましょう。
焚き火中に必要な「トング」
焚き火台に巻きをくべる時や、燃えている薪の位置を調整するときなどは、トングがあると便利です。燃え盛る焚き火台に直接手を近づけることは、火傷の原因にもなりますし、飛び散った火の粉が服を燃やす恐れもあります。ソロキャンプでは、自分ひとりということを自覚し、事故や怪我のないように焚き火をしましょう。
ソロで焚き火台を使うときの注意点
ソロキャンプで焚き火を行う際は、幾つか気をつけておかないといけないポイントがあります。これから紹介するポイントを怠ると、火事などの大きな事故を引き起こし、他人に迷惑を書ける場合があります。自らの行動は、自ら責任を持って行動することが、ソロキャンパーのモラルですので、しっかり守るようにしましょう。
焚き火台の設置位置に気をつける
焚き火は火を使いますので、焚き火台の近くに燃えやすいものを置くのはやめましょう。また、テントと焚き火台の距離も、火が燃え移らない距離に焚き火台を設置することを心がけてください。それでも万が一、火が燃え移ってしまうといけないということを考慮し、焚き火台のそばに、消火用の水を用意しておきましょう。
風が強い日の焚き火はしない
ソロキャンプにでかけて、キャンプ場で風が強い時は焚き火台を使うのをやめましょう。飛び散った火の粉が風に飛ばされ、山火事の原因になってしまうことがあります。また、風が強いことで炎の勢いも増しますし、炎の方向が予想外の方向に流れる場合がありますので、風の強い日に焚き火をするのはとても危険な行為です。
焚き火台から離れるときは最新の注意を払う
トイレなどで、火の付いた焚き火台から離れるときも気をつけましょう。ソロキャンプでは火の見張り役も自分ひとりです。焚き火台が倒れる心配は無いか、近くに火が燃え移りそうなもの置いていないかを確認し、可能であれば、焚き火台の火を消化してから移動するようにすれば、より安全と言えます。
ソロ向き焚き火台で1人キャンプを楽しもう
ここまでソロキャンプ向けの焚き火台についてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか?普段の人混みを忘れ、自分ひとりだけで自分一人の時間を過ごすことの出来るソロキャンプはとても魅力的です。そのソロキャンプの中で、料理や観賞用に焚き火台を使用することは、必要不可欠と言っても過言ではありません。
そんなソロキャンプに憧れを持つ方たちに、軽量でコンパクトな焚き火台をご紹介してきましたが、デザイン性や機能性に富んだ焚き火台や、軽さや収納に利点を置く焚き火台色々ありますよね。ご自分が実際に焚き火台を購入する際は、何を優先するのかを考慮して選択するようにしましょう。
また、初心者の方は、最初から多くの付属品を購入するのではなく、必要最低限のものだけを用意し、何度かキャンプに行くようになって、ご自分が必要だと思うものを購入すれば、初期費用も少なく抑えることが出来ます。ソロキャンプの入り口として、道具ではなく知識と経験を多く持てるようにしましょう。
また、何度も言うようですが、焚き火台は火を扱うということを念頭に置き、火の危険性やソロキャンプでの注意点を忘れないように、必要な道具は必ず用意しましょう。そして、正しい火の扱い方で焚き火を楽しみ、ソロキャンプの素晴らしさを実感してみてください。